3月に日本を訪れた外国人観光客が、推計308万1,600人だったとの発表がありました。

 単月で初めて300万人を突破し最高となりましたが、富岡市にはあまり影響が及んでいないように感じます。

 外国人の宿泊や買い物などの消費額も速報値で、1月から3月で1兆7,505億円に上り、四半期ベースで最高を記録、外国人にはメリットがある円安が大きく寄与したようです。

 政府は、観光立国推進閣僚会議で、このペースなら2024年には客数も消費額も過去最高を達成できる見通しだと述べ、政府観光局では、3月の訪日客増加について「桜の開花シーズン」であることや下旬に始まったキリスト教のイースター休暇も要因と分析しているそうです。

 これまでで単月で訪日客が最も多かったのは、コロナ禍前の2019年7月の299万1,180人、年間では2019年の3,188万人でした。

 富岡市観光戦略プランの中にも、インバウンドへの対応としてホームページの多言語化をはじめAI通訳機を準備し、ガイドや市内事業者を対象とした研修会を開き、活用推進しているとの事ですが、今のところあまり周辺で訪日外国人らしい人は見かけない状況です。

 富岡製糸場の音声ガイド機器では日本語のほか、英語・フランス語・韓国語・中国語などで対応しているようですが、何人位の方が今まで使用されているのか気になるところです。

 桜の開花シーズンであることが要因と言う分析が出ているのであれば、富岡製糸場のなかの桜の木もだいぶ古くなってきているように思いますが、富岡市には妙義山(45種類、約5,000本の桜が咲き誇る名所)大塩湖・一峰公園・貫前神社等桜の季節になると多くの人が訪れる名所も多くありますので、訪日外国人の方にそういう場所をインフルエンサーなどを使い紹介していってはどうかと思いました。



 PS ゴールデンウィーク頃には、一ノ宮貫前神社にゆりの木という非常に良い香りのする珍しい花が咲くそうですので(階段の下あたり)探してみてはいかがでしょうか。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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