12月定例会一般質問が終わりました。今回私は、「汚水処理整備について」と「富岡製糸場周辺の景観整備について」質問させていただきました。

 内容としては、現在の汚水処理人口普及率についてなどのほか、6問ほど質問させていただきました。「汚水処理人口普及率」とは公共下水道、農業、集落、排水及び合併処理、浄化槽の整備状況を示す指標で、現在65.8%で県内35市町村中29位でした。

 普及率が低い主な原因としては、下水道が整備されている区域外で、単独浄化槽や汲み取り槽から合併浄化槽への転換が進まなかったことが考えられるとの事でした。富岡市では、合併浄化槽の設置等に係る工事費助成の補助金制度を実施していますので、転換を考えている方は利用してみるのも良いと思います。

 また、「富岡製糸場周辺の景観整備について」では、現行の建築物等の修理、修景に対する助成金の実績について述べました。この助成金は、外観外壁の修理修景に限られているため、少しでも何%かでも内装などに使用できれば、もっと実績もあがるのではないかとの意見を述べさせていただきました。家の内側にも助成金が使えれば、公共下水道への接続なども増えるかもしれませんので、、、。

 その他、関係人口を増やすため、「富岡市景観まちづくり講演会」の講演内容でもありましたように、2拠点生活者の受け入れなど大胆な政策を行わなければ、今後予想される製糸場周辺の空き家など景観悪化に直結する問題を解決していく事は難しいのではないかとの思いを伝えました。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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