中心市街地では、TNR(トラップ、ニューター、リターンを略した言葉)が三日間行われ、約40匹近い所有者不明の猫を捕獲し、不妊去勢手術を行い元の場所に戻しました。

これで何年かは所有者不明の猫は増えないと思いますが、「今いる野良猫がいなくなっても、また外から入ってきて増えるでしょう!」という衝撃の言葉を聞きました。


また、「野良猫がいなくなると、今まで野良猫が縄張りとしていたところに、ハクビシンやタヌキなどがやってくる。」と言う例もあるそうです。(バキュームエフェクト)


全国的に高齢化が進んでいますが、富岡市でもきっとコロナ禍の頃からペットを飼う人が増え、まだ目に見えてこないけれども多頭崩壊しているところもあるように思います。先日も私の知り合いが回覧板を持って近所の家に行ったら、猫が30〜40匹いたと言う話も聞きました。


また、アメリカなどではTNRは効果なしと言っている動物愛護団体があるようですが、今回経験して富岡市では猫の糞尿苦情トラブルの軽減などのために必要だと思いました。雄猫のマーキングがなくなったり、発情期にうるさい猫の喧嘩がなくなったり、迷惑をかけない猫になるようです。(日本では同情されて餌をもらいやすくなったり、、、。)


今回三日間にわたり40匹の猫を捕獲しましたが、すごく大変でした。そして愛護団体の方に聞いた話ではほとんどの猫が風邪をひいていたとの事ですが、飼い猫と違って野良猫はこのタイミングでしか医療を施される機会がないと言う猫がほとんどです。


増え過ぎる前に市民局に相談してみるのも良いかもしれません。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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