花粉症に悩まされている方にとっては、あまり喜ばしくない調査結果が公表されました。

環境省では、昨年12月に令和4年度スギ雄花花芽調査の結果を公表しました。それによると、今春のスギ花粉は、東北地方南部から九州にかけて多くの地域で、例年と同じか、例年より多くなる可能性が指摘されています。特に関東・北陸・中国地方では、過去10年間で最大の飛散となる恐れがあるようです。さらに、関東地方では、ヒノキ花粉の飛散も多くなると予想されています。

 環境省では平成16年度から毎年スギの雄花の花芽調査を行っており、調査結果を公表しています。

飛散するスギの花粉は、雄花の着花量が大きく影響しており、夏の日照時間が長く気温が高い場合には着花量が多くなり、翌年春の花粉の飛散量も多くなるのだそうです。

いわれてみれば、去年の夏は前半から35度を記録するなど、すごく暑かったように思います。

 反面、花粉飛散量が多い年の翌年は、スギ雄花の着花量が減少する傾向が見られるとのことで、雄花を調査することで、翌年のスギ花粉量の飛散量をを推定することが可能となっているんだそうです。

 予想とは言え、今から気が重くなるような、、、。当然100%ではありませんが、飛散量は前年夏の気温と強い相関関係があるというのであれば、ある程度覚悟しなければいけないのかもしれませんね。

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