観光庁では今月下旬で期限を迎える全国旅行支援を年明け以降も継続すると発表しました。

10月に始まりコロナ禍で大打撃を受けた観光業界からは、年明け以降の継続を求める声が多く上がっていた全国を対象とした観光需要を喚起策ですが、割引率などは見直し、現行制度の実施期間は今月27日宿泊分28日チェックアウトまでで、年明け以降の実施については観光需要の急激な変動の緩和を図るため割引率の見直しが行われるようです。

その他新型コロナワクチンは3回接種、PCR検査の陰性結果が利用条件となることには変更はありませんでした。

 変更点としては宿泊施設でのクーポンを1枚ずつ発行する際に生じる宿泊事業者の作業負担を軽減する目的で、旅先の飲食店や土産物店で使えるクーポン券が原則電子クーポンになることなどが挙げられていますが、スマートフォンを持っていないなどの理由で電子クーポンが使えない場合は、例外的に紙のクーポンも発行されるようです。

 先日バス旅行に参加した知り合いから聞いた話では、乗務員不足も懸念されているようですが、宿泊旅行統計調査によると、全国旅行支援が始まった10月の延べ宿泊者数はコロナ禍前の令和元年10月比で88.4%まで持ち直したものの、観光業界のコロナ禍からの回復はまだ道半ばなようです。国はお得な旅行で支援を続けていただきたいと思います!!

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