街路灯は夜間の交通安全や防犯のために設置された道路照明ですが、地域では防犯上の役割も担っており住民の皆さんの関心も高いと思います。
長年こうした街路灯の維持管理についてはその沿線の住民や商店街等が実費で維持管理されてきましたが、近年の人口減少や住民の高齢化等により、防犯施設の維持管理が大変難しくなってきています。
街の明かりは観光客などのお客様をお出迎えする明かりでもありますので、製糸場に隣接する市街地を灯し続ける事は、観光振興の観点からもとても大切なことであると感じています。
さらに、人口減少が進む中、人の目も少なくなってくる状況においては、安心安全を維持するためにこれまで以上に街の明かりは必要なのではないでしょうか?
富岡市には現在街路灯を維持管理する団体は17団体ありますが、過去5年間で4団体が解散しています。
それでもまだ436基設置されている防犯灯の役目も兼ねた街路灯が、各地の維持管理団体によって必死に維持され続けることで、暗い夜道を通勤通学する人たちが安心して歩けるよう市内を照らし、地域防犯の一役を担っていますが、今後増える事は難しいと思います。
近年当局のご指導のもと、LED化が進んだことにより電気量はおよそ3分の1になっているとのことです。
他市での事例ではありますが、電気料10割助成の自治体も見受けられます。本市におきましても防犯灯の役目もになっている436基の明かりが、1日でも長く灯せますよう、そして安全で安心して暮らせるまちづくりの実現のためにも、さらなる助成を9月定例会の一般質問で強く要望しました。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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