先日の大規模なKDDI通信障害では、同社回線を利用したサービスなど全国的に影響があり、発生から86時間後に全面復旧となりましたが、

9万件を超える苦情があったようで最大3,915万人の利用者に影響した可能性があるそうです。


そんな中、「フリーWi-Fi」を上手に活用したトラブルを回避できた人もいたようで、「LINE」の通話アプリで「フリーWi-Fi」を使って通話ができたよう

です。


東京都などは、訪日外国人の利便性向上などを目的に、都内のWi-Fiアクセスポイント整備を進め、公衆電話ボックスにも「フリーWi-Fi」を設置しています

が、最近では公共交通機関や大手チェーンなどフリーWi-Fiサービスの終了が相次いでいるそうです。


訪日外国人の利用拡大を想定して始めたようですが、コロナ禍による訪日外国人の減少などを受けサービスの終了を決定したそうです。



全国のフリーWi-Fiのアクセスポイント数は、ピークだった2020年の19万8,000箇所から

2021年には15万7,000箇所まで減少しているそうで

す。理由は、集客目的として導入する数の減少だとのこと。一方、防災や防犯情報の観点から自治体等がフリーWi-Fiを導入するケースは増えているようです。


政府では設置拡大を推進しているのですから「集客目的」のツールから「安全目的」の社会インフラへとフリーWi-Fiの利用方法が変わってきているのかもしれま

せん。


ただ、フリーWi-Fiを使うときに接続したいフリーWi-Fiの名前を認識せず、間違った接続先につなぐことで、個人情報が抜き取られるケースなどが多いそう

です。セキュリティー面でのリスクはあるようなのでフリーWi-Fiの安全性の向上が今後課題になりそうです。

富岡市でも市庁舎、地区公民館、富岡倉庫、富岡駅、韮塚製糸場、仲町パーキング、お富ちゃん家などにフリーWi-Fiを設置していますので、安全に活用してみて

ください。


今回の通信障害ではインフラとしてのフリーWi-Fiの重要性を高めたようですが、サイバーセキュリティー対策も大変重要です。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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