5日の夕方には全面復旧となったようですが、携帯電話の使用方法が通話だけだった時とは違い、クレジット機能や電車やバス、家のカギ、様々な料金の支払いなど幅広い用途で使用されているのが3日も使えなかったのは非常に不便だった人がたくさんいたと思います。
ニュース番組等では「人の命にも関わること」だと報道されましたが、今後どのように収束していくのでしょうか?
世の中が便利になるのは良いことだと思いますが、それと引き換えに大きなリスクを伴っているのだということを改めて思いました。
今後自動運転の技術などにも通信が不可欠となり、そこで今回のような大規模通信障害が起きればどのような事態になるのか?今回の通信障害は技術的なものだとの事ですが、サイバーテロや乗っ取りなどの危険もあります。先日のデータ紛失事件のような人為的な要因によるものも考えられます。
日本が、通信分野におけるセキュリティーに関していかに脆弱であるかということが明るみになってしまいましたので、マイナンバーカード等登録をしない人の気持も少しわかるような気がします。
世の中が便利になる事は良いことだと思いますが、リスクが伴うことも考えていかなくてはならないと思います。
原発なども安全を確認された施設でさえ再稼働できていない状況ですし、どこまでのリスクを取り原発を再稼働させるのか。
原発の安全性を議論する時、自動車事故を引き合いに出し、「日々多くの方の人命が犠牲になっているので車を運転させるな。」と主張するのと同じなのか?新型コロナ感染症もそうですが、100%の安全性を確保しなければダメだと言う考えが、今後は少しずつ変化していくのでしょうか?
難しい選択です。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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