5月16日に経済統計が発表されました。

4月の国内企業物価指数が前年同月比10%の上昇となり、第二次オイルショックの影響が残る1980年12月以来の約41年ぶりに2桁の伸びを記録しました。

今回からは、菅政権下で行われた、携帯料金の値下げ分が剥落となっているため日銀総裁が目標としていた物価上昇率2%達成ももしかすると…?長らく続いていたデフレの終わりが始まるのかもしれません。

 今までは、ステルス値上げなどと呼ばれる、価格は据え置きで内容量等を減らすなどの手段がとられてきたようですが、有名な所ではポテトチップスの内容量の減少などですが、1975年は90グラム100円位でしたが現在は60グラムまで減少し約35年で実質約1.5倍の値上がりとなる勘定です。

 50年も経てばこのくらいは当然と考えてしまいがちですが、価格を上げれば客離れを起こしかねないというリスクを避け続け、企業収益も伸ばしにくく苦しい状況が続いてきたようですが、このトレンドもいよいよ終わりを告げることになりそうな雰囲気ですね。

 ①楽天グループが13日の決算で楽天モバイル料金のプランの値上げを発表。月90円で利用できるプランを7月から廃止し、新たに最低料金が980円のプランを導入。

 ②メルカリも6月16日から同社が提供する配送サービスメルカリ便の料金を改定すると発表。猫ポスは「175円から210円」に宅急便60サイズは「700円から750円」に、などなど。

 ③他にも人気のあの駄菓子が「1979年発売以来」初めて10円から12円に引き上げを発表。

 他にもたくさんありますが、「デフレマインド」が強い中での値上げは、顧客離れを生む恐れがあると言いますが、企業としては収益悪化による株主離れも大きな懸念であり、何よりも倒産するわけにはいきませんので、世界的なインフレに加えロシアのウクライナ侵攻、ゼロコロナ政策による中国経済の停滞など、企業にとって収益悪化をもたらす悪材料が一斉に噴出してるように思います。

 私たち消費者も仕方がないと受け止めるしかないだけの材料が出揃っているので、日本人の性格からもこれを機にうちも値上げと考える企業が続出するのではないでしょうか?

 ところでネット中傷抑止で、「侮辱罪」が厳罰化されるようですが、政治家等への批判も処罰対象になりかねず、表現の自由を脅かすと主張する人も多いみたいですね。

 自分自身も「正義中毒」(自分が正しく相手が間違っている。間違ってる相手は罰しなければいけない。と言う意識らしいですが。)だなどと言われないように、一度読み直してからブログを投稿するようにしようと思います。

 正義の制裁を加えると脳の快楽中枢が刺激され、ドーパミンが放出されてこの快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまう と本に書いてありました。

正義中毒😅どのような人がなりやすいかは、調べてみてください。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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