岸田に投資を「インベスト・イン・キシダ」

インフレって最初に物価が上がりその後に給料が上がると言う形になると思うんですけど、経済学者の間でもマイルドなインフレが歓迎されていて、みんなが懸念しているのは物価が上がったのに給料が上がらないと言う「スタグフレーション」(景気が悪いにもかかわらず物価が上昇していく現象)になることなのだと思います。

 長引くデフレによってみんなのマインドが給料は上がらないものとして固定されてしまっているのかも?

 今週総務省が発表した家計調査報告(貯蓄・負債編)によると2021年の1世帯(2人以上)あたり平均貯蓄現在高は1,880万円で前年に比べ5%増加したようです。

 コロナ禍で各国が積極的に財政政策を行い、その結果世界的なインフレが起きているのにもかかわらず、日本人はせっせと貯蓄にいそしんだと言う事実からも政府への期待のなさが伺えます。

 5月5日に岸田総理は英国金融街のシティで「インベスト・イン・キシダ」と呼びかけましたが、連休明けの東京市場は無風、日経平均は3営業日で一時1,000円以上も下げてしまいました。

 6月中には岸田総理が掲げる新しい資本主義が実現に向けて動き出すと言っているそうですが、一部では、選挙明けに増税するのではと言う声もあると聞きました。個人的になんとかしてもらいたいのはスタグフレーション(インフレと物価上昇が同時にする現象)を抑えてほしいと思います。

 コロナ禍で増加した世帯貯蓄をどう吐き出させるかが政府に課せられた目下の課題の1つであり、コロナが収束すれば円安が進行している現場は海外からお金を呼び込むにも適した環境なので、再びインバウンド消費が盛り上がれば国内の景気も上向くことが期待されるのではないでしょうか?

 富岡市でもシュミレーションしてみる価値はあるのでは。


 夜の旧富岡倉庫。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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