医療を要する患者が何人いるのかは分かりませんが、マスコミ等では陽性者を感染者と呼ぶので、連日「感染者何人」と報道されています。
富岡市でも「CO2計測器」の導入や「換気の徹底」また「センサー式蛇口」などでの感染対策を徹底していますが、小中学生の感染者が増えクラスターも確認されました。
(クラスターの発生した小学校は30日まで休校措置)
南アフリカでは、入院率が4.5%とデルタ株の5分の1以下で、入院した患者や死亡者の実数も減少している事はWHOも認めています。また1月3日に厚生労働省が発表したデータによると、日本の空港検疫で確認された新型コロナオミクロン株の陽性者150人中、無症状者が80パーセント以上を占め、有症状者も発熱、咳、喉の痛みなんだそうです。
オミクロン変異はこれまでとは異なり、旧型コロナウィルスの特徴を多く受け継いでいることがわかっていますが、鼻や喉などの上気道で感染が起こりやすいので風邪症状が圧倒的に多く、重症化することが少ないことも科学的に説明可能なのだそうですが、国内では重症化率が低くても感染率が高ければ医療は逼迫するので、これまで通り人流抑制とマスク着用、手洗いなどの「感染予防対策が重要」になりそうです。
また、岸田総理は会見で、「水際対策の継続と検査の拡大をしっかりやります。」と厳しい規制を行うことを表明しました。感染が拡大時にGoToキャンペーンを行った菅前首相は酷評されましたが、岸田内閣の支持率は上昇しています。(第6波の急激な拡大で最近では支持率が低下傾向ですが、、、。)ただ方針を変え始めた自治体の首長もいるので、もしかしたら「様子を見ながら徐々に変更する。」こともあるのかもしれません。
今回の重点措置では、酒類を提供しないよう知事が要請できるなど規制は強化されています。しかし、全国高校サッカー選手権で陽性者が出たチームが、準決勝で不戦敗となるなど有症状選手が多く出たわけでもないのに感染のリスクが低い野外競技で、たとえ感染しても軽症なことが多い若者への措置としても厳しいものになりました。さらに全国的にPCR検査や抗原検査が無料で受けられるようになったことを見ると、感染力の強さは、これまで以上の陽性者が出る事は私でも考えがつきます。第5波以上に保健所の負担が増え、多数の軽症者や無症状者に埋もれ「医療を必要とする重症者の人」が埋もれてしまっては困ったもんです。
過去毎年1000万人以上がインフルエンザに感染し、風邪を含めると全体では数千万人がウィルス感染症にかかりますが、医療が崩壊した事は1度もないそうですので、政府は今後どのような対応をするのでしょうか。
ちょっと調べてみたところ、11日現在、独自基準の沖縄では重症者はゼロと言う状況で軽症または無症状者の割合は各地で90%以上と見積もられているようですが、人の生命に関わる問題では誰も責任など取れませんから、1人でも多くの人が当事者意識を持ち、責任があると言う思いを示すことが大事なのかもしれません。
新型コロナウイルスは誰にでも感染する可能性があります。感染した本人と家族が辛い思いをしていることを理解し、思いやりのある気持ちで対応できるよう不確かな情報を流したり、感染者に対する「誹謗中傷」となるような発言をしたりしないようお願いします。
学校においてもいじめや差別など人権侵害が起こらないよう指導しているそうですが、家庭でもご協力お願いします。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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