ゴールデンウィークということで、高速道路の混雑を心配していましたが、思っていたほどの渋滞はなく、比較的スムーズに長野市内へ到着することができました。
一方で、道中で強く印象に残ったのが、上信越自動車道に数多く設置されていた「野生動物注意」の標識です。
山間部を走る路線だけに、以前から気にはなっていましたが、実際に走行してみると、自然とハンドルを握る手にも力が入ります。
テレビなどでは、動物との衝突事故について
「夜間や山間部では避けようがない」
「運転者ができることには限界がある」
といった専門家のコメントをよく耳にします。確かに、突然飛び出してくる動物に対して、すべてを回避するのは現実的には難しいのだと思います。
実際、国道ではたぬきや犬、猫、鳥類などの小動物が多い一方で、高速道路では、たぬき・キツネ・イノシシなどの中型動物が衝突事故(5.1万件)の内の約半数(52%)を占めているそうです
スピードが出ている状況では、急ブレーキや急ハンドルはかえって大きな事故につながりかねず、運転者にとっては非常に判断の難しい場面です。バイクなどでは自分の大怪我にもつながりかねません。
専門家が共通して指摘しているのは、
・動物注意の標識がある区間ではスピードを控えること
・遭遇しても急ハンドルは避けること
・衝突してしまった場合は必ず警察へ通報すること
・任意保険が「動物との衝突」に対応しているか事前に確認しておくこと
といった、事前の備えの重要性です。
「加入しているから大丈夫」と思っていたら、実は補償対象外だった、という話も珍しくないそうで、これは多くの方にとって他人事ではないようです。
幸いにも、今回の移動では事故もなく、無事に家まで帰ることができました。
長野市内では、善光寺にも立ち寄りましたが、
本堂へ続くメインストリートは多くの人で賑わっていましたが、一本路地に入ると、驚くほど人通りが少なくなります。
目当てにしていた美術館がまさか休館日だったとは、、残念でしたが、それ以上に印象に残ったのは、人の流れが意図的につくられている場所と、そうでない場所の差でした。
この体験を通して、自然と富岡市のことを考えました。
妙義神社、貫前神社、富岡製糸場。
これらはいずれも全国的に見ても高い評価を受けている観光資源です。
でも、訪れる人が「点」で来て「点」で帰ってしまっていないか。
安全面も含めて、移動や導線、周辺への広がりまで考えられているか。
今回の旅は、そんなことを考えるきっかけになりました。
動物との衝突事故は、個人の注意だけでは完全に防げない側面があります。
だからこそ、分かりやすい注意喚起や情報提供、観光客も含めた安全意識の共有といった備えが重要になるのではないのかと、
観光振興と安全対策は、を別物にするのではなく一緒に考えることが
安心して来られる、安心して移動できる。
その積み重ねが、「また来たい街」につながるのだと思っています。
何気ない時間の中で、改めて富岡市の可能性と、これから考えるべき視点を見つめ直すことができました。
これから、こうした現場感覚を大切にしながら、安全と暮らしにつながる提案を続けていきたいと思います。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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