観光というと、大きな施設や有名な名所に目が向きがちですが、実は「行ってみたくなる理由」は、もっと身近なところにあるのではないかと感じています。

たとえばネーミングライツの活用ですが、公共施設やイベントに企業名が付くことで、維持管理の財源を確保しながら、地域と企業が一緒にまちを支える仕組みをつくることができます。行政だけで抱え込まず、民間の力を上手に借りることは、これからの時代に欠かせない視点ではないでしょうか?

また、フォトスポットの活用も大きな可能性があります。今は「見た人が発信する時代」。写真を撮りたくなる場所があるだけで、そのまちの名前が自然と広がっていきます。富岡市には、世界遺産の富岡製糸場・妙義山や貫前神社だけでなく、何気ない風景や日常の中に魅力がたくさんあります。そこに少しの工夫やストーリーを添えることで、「富岡らしい一枚」が生まれるかもしれません、、、

さらに、富岡市ならではの「行ってみたくなる観光スポットづくり」も大切ではないでしょうか?派手さよりも、ここにしかない空気感や暮らしの延長線にある観光。地元の人が「ちょっと誇れる」と思える場所こそ、訪れる人の心に残ります。

一方で、忘れてはならないのが、街路灯の維持や公園の保全といった日常のインフラです。夜道を照らす街路灯、子どもや高齢者が安心して過ごせる公園。こうした当たり前の風景が守られていること自体が、まちの価値であり、住みやすさであり、結果として観光の土台にもなります。

観光施策と生活環境の整備は、別々のものではないように思います。暮らしが整っているまちは、自然と人を惹きつけるように、限られた財源の中で、どう工夫し、どう優先順位をつけていくのか。市議会の立場としても、現場の声を大切にしながら、持続可能な形を提案していきたいと思っています。

「派手ではないけれど、また来たくなるまち」そんな富岡市の未来を、少しずつ形にしていけたらと考えています。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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