今年に入り、全国各地で水不足が話題になることが増えています。 富岡市においても例外ではなく、9月1日時点で大塩湖の貯水率は約30%と、厳しい状況 が続いています。

市では節水への協力を市民の皆さんに呼びかけていますが、現場ではさらに深刻さを感 じさせる状況も見えてきています。

大塩湖は、農業用水と水道水の両方に利用されている重要な水源です。 そのため、水不足は私たちの日常生活だけでなく、農業にも大きな影響を及ぼします。

加えて、富岡市浄水場への取水口となっている南牧川でも、水位の低下が確認されてい ます。 川の水位が下がるということは、安定した取水そのものに影響が出かねないということ であり、水道水の確保という点でも、決して他人事ではありません。

近隣の高崎市では、農業関係者の皆さんが、農作物の生育に不可欠な水の使用を抑え、 その分を水道用水として回すという判断がなされていると聞いています。 農業は水が命です。 その水を市民生活のために融通するというのは、簡単な決断ではありません。 現場の理解と努力の上に、私たちの生活が成り立っていることを感じます。

一方で、富岡市には災害時に備えた防災井戸も整備されています。 本来は地震や断水などの非常時に活用されるものですが、今回のような水不足を考える と、その存在や役割を市民がどれだけ知っているかという点も、改めて重要だと感じま す。

防災井戸は、生活用水としても活用できる貴重な資源です。 いざという時に慌てないためにも、平時からの点検や周知、地域での共有が、地域全体 の安心につながります。

水不足は、行政だけが対応する問題でも、農業関係者だけが我慢する問題でもありませ ん。

水を使う私たち一人ひとりの意識と行動も、確実に影響します。

例えば、

・こまめに水を止める

・洗車や散水の頻度を見直す

・無理のない範囲で節水を心がける

そんな小さな積み重ねが、結果として地域全体を支える力になります。

水は、あって当たり前のものではありません。 今回の水不足をきっかけに、水源の現状、現場の努力、防災の備えをもう一度よく考え ます。もちろん自分も精一杯節水の努力をしています。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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