甘楽パーキングエリアに富岡製糸場や妙義山への案内看板を設置できないかと当局に働きかけた結果、設置が実現いたしました。

 設置費用についてですが、具体的な金額はここでは控えますが、信じられないほどの低コストで実現ができました。さらにランニングコストも交渉の結果、どなたにも納得いただける水準でまとまっています。


 上信越自動車道の年間通行台数は約1200万台で、(現在はもっと多いようです)ネクスコ東日本によると、そのうち約10%、120万台が甘楽パーキングエリアに立ち寄るという試算があります。

 その120万台のうち、ほんの1%でも「富岡に寄ってみよう」と思っていただければ、年間で約12,000台の車が富岡に来る計算になります。1台あたり2人乗っているとすると、およそ24,000人の来訪です。

 一人当たり2,000円を消費していただけると仮定すると、年間で約4,800万円の経済効果が期待できます。単純計算にすぎませんが、看板1枚の設置でこれだけの可能性が広がります。

 さらに看板には単なる案内表示以上の効果があり、高速道路利用者に「富岡製糸場が近くにある」という事実を直接伝え、訪問意欲を喚起する視覚的な効果を持っています。

 これにより観光誘客だけでなく、富岡市に関心を持つ人々、いわゆる「関係人口」の創出にもつながります。こうした関係人口は、将来的な移住や企業誘致、地域活性化の基盤づくりに大きく寄与すると考えられます。

 甘楽パーキングに寄った際にはぜひご覧になってください。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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