日本三大奇勝(奇景)というものがあります。大分県の「耶馬渓」、香川県の「寒露渓」、そして富岡市の奇岩が連なり、近代登山発祥の地としても有名な「妙義山」です。

 また「妙義山」は「赤城山」「榛名山」とともに、上毛三山の一つに数えられる群馬県を代表する山で、岩肌が美しい自然景観を作り出しています。「妙義山」とは、峰峰の総称であって、「金洞山」「白雲山」「金鶏山」などが「表妙義」、「丁須の頭」「御岳」などが「裏妙義」と呼ばれています。

 「妙義」という名前は、後醍醐天皇に支えた権大納言長親卿が、この山を眺めた時に明々巍々(めいめいぎぎ)であるところから「明巍(めいぎ)」と名付け、その後「妙義(みょうぎ)」になったとされているそうです。さらに大正時代には、ウェストンも訪れ、岩山を登る技術を山岳ガイドに教え、近代登山発祥の地としても有名になりました。

 私も20年位前までは、「ロックガーデン」えトレーニングをしたり、星穴岳に挑戦したりしましたが、裏妙義には危険な箇所が多く、特に装備が必要でした。

 石門めぐりなどのコースが人気ですが、石門を通る場合は鎖場があるため、自身がない方は鎖場がないルートを選ぶと良いようです。


 30年前にオープンした「妙義ふるさと美術館」も、妙義山名勝指定100周年を迎えた節目の今年、観光・登山・自然・歴史・芸術等の情報を発信する「ビジターセンター」として新しくオープンしました。これからの季節は、紅葉が素晴らしく、山に登らなくても美しい景色が見られると思いますので、ぜひ出かけてみてください!!

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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