一方で人口減少などの課題を抱える地域においては、小中学校統廃合などの問題が話し合われています。
富岡市でも「コンパクトシティー」が提唱されていますが、それは市街地に皆さん住んでくださいと言うことではありません。郊外の、例えば丹生地区や妙義地区などに住んでいる方に、「そこを離れて中心市街地のほうに住んでください。」ということではなく、「なるべく引っ越したりするのであれば、その地区の中心部のほうに目を向けてください。」という事だということを、恥ずかしながら今日、市当局の方から説明していただき知りました。
小中学校の統廃合に関しては、学校の統合により遠距離通学や転校等が発生する可能性があることや、逆に校舎の老朽化、人口減少などにより学校教育を運営するための経費がかさんでいること、その他、地域にお住まいの住民の方が、地元の小学校などに通わなくなってしまい、これまでと状況が変わってしまうことに対して不安を抱いている事など様々な意見が出されています。まだまだ小中学校の統廃合が検討されているものの、地域住民の方の中には慎重な意見が多く見られます。
コンパクトシティについて調べてみると、富岡市に当てはまるかは分かりませんが、メリットとして、多くの施設が集まっているところでは徒歩や自転車で移動ができるため、車を使わなくても生活がしやすくなること、公共交通機関の利用が容易であるため、交通渋滞が少なくなり、環境にも優しい利便性が高い特徴があるとのこと、車を使わずに生活することができるため、環境に負荷をかけるCO2排出量が少なくなるなど、環境に優しい街を作ることができるとのことです。
デメリットとしては、狭いエリアに多くの人が集中すること、生活空間が狭くなることで子育て世帯等にとっては住居スペースが不足することなどが上がっていました。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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