実験内容は、16キロメートル先の離島にドローンを用いて医薬品を配送すると言うもので、船で45分ほどかかっていたところを10分で届けることに成功しました。(長崎県五島列島を飛ぶドローンを、羽田空港でコントロールできるようになったんだそうです。)
都心でもドローンを用いた輸送計画は進めていて、東京都でも医薬品を配送する実証に乗り出す予定だそうです。(聖路加国際病院と医薬品卸のメディセオの拠点間で、KDDIやJALが参画)
調査会社の試算によると、国内のドローン物流市場は、25年度には19年度と比べ約53倍の797億円まで膨らむ見通しで、今後数年のうちに飛躍的に普及する見込みだそうです。
急ピッチで進められている背景には、ドローン物流のルール整備をめぐり、6月に航空法改正案が成立したことが影響しており、その他、有人地帯での目視外飛行(レベル4)の制度が盛り込まれ、2022年にも解禁される予定。さらに「ドローンによる医薬品配送に関するガイドライン」も6月に公表されたことで、医薬品物流に対する取り組みが加速しているらしいです。
また来夏には電子処方箋システムが導入され、薬局に行かなくても薬が受け取れる仕組みが作られ、オンライン診療から服薬指導、医薬品の自宅配送まで、すべてオンラインで完結するサービスが実現できるようになるようで、長期的な成長余地が期待されています。
ドローン分野では中国などの先進国に比べると、遅れをとっていると思われる日本ですが、国土が狭い分一度ルールが決まれば全国で広がるのも早いのではないかと思います。
もともと「おもちゃ」だったものが、様々な目的で使われるようになってきましたがまだまだ危険なものだとの見られ方をすることが多いと思いますが?
安心安全な運用を実現するための、ルール整備も着実に進み、「中山間地域における物流」
「災害救助」「獣害対策」「点検」など活用へ向けた取り組みが全国的に広がっています。
富岡市を中心とする3ヶ所にドローン専用の飛行場もありますし、近隣の高校でも授業に取り込んでいるところもあるようですので、チャンスがあったら本市でもぜひ活用していただくよう提案してみようかと思いました。
地元の雇用創出にもつなげていく取り組みになるそうです。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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