1人一台のPC授業外活用!

以前一般質問しましたが、児童生徒1人1台のパソコンを授業などで使う取り組みが富岡市でも始まっています。

上毛新聞での調査によると、県内35市町村の教育委員会を対象にアンケートを取ったところ、夏休みにすべての小中学校で、端末を持ち帰らせるのは、群馬県内では9市町村のみなんだそうです。また通信環境がない家庭への配慮や、自宅学習の指導方法に研究が必要との考えから、10市町村は持ち帰らせないと決めたそうです。

家に持ち帰らせる市町村では、主にオンラインで宿題をしたり、自主学習で使用を促したりするほか、学習支援ドリル等も、こなしてもらうんだそうです。

そのほか、小学校などでは「1行日記」をつけたり、授業でできなかった調理実習の様子を、動画に撮るほか、運動会に向けて動画を見ながら鼓笛やダンスの練習もするそうです。

持ち帰らせないことを、決めた10市町村では「必要性がなく、破損の恐れもあるため原則持ち帰らせない」、「家庭学習の方法をもう少し研究する時間が必要」との理由で10月ごろから持ち帰らせる見通しだそうです。

他に学校別や、事情によって、決めると回答した9市町村では、通信環境がない家庭や、学童利用者を除く大方の児童生徒に、持ち帰らせて非常時に接続できるか訓練する、中学生のみ持ち帰る、小学3年生以上が持ち帰る、との回答があったそうです。

富岡市では持ち帰らせる方向のようですが、別の調査では、県内の小学3年生と中学2年生計1040人のうち、42.8%が端末について、4月から6月の授業外の1日あたりの使用時間を「0分(使わない)」と回答したそうですので、休み時間や自宅での本格的な活用はまだこれからのようですね。

※写真はイメージです。

富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ

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