「分ければ資源、混ぜればごみ」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。富岡市では資源ごみの回収に力を入れていますが、プラスチック容器や古紙などを燃えるごみとして出してしまうと、焼却されるだけの存在となってしまいます。一方で、正しく分別すれば、新たな製品へと生まれ変わる大切な資源になります。
もっとも、地域でお話を伺うと、「分別が大切なのは分かっているが、現実には大変な面もある」という率直な声も多く聞かれます。
自宅の前がごみ置き場になっており、収集日ごとに騒音や、散乱したごみの後片付けに悩まれている方。
また、高齢者の方からは、「収集場所が遠く、重いごみ袋を運ぶのがつらい」といった切実な声も寄せられています。
さらに、ごみ出し後の清掃についても、当番や利用者によって丁寧さに差が出てしまい、結果として特定の方に負担が集中してしまうケースも見受けられます。
こうした課題は、決して一部の地域だけの問題ではなく、今後さらに高齢化が進む中で、多くの地域が直面していく現実的な問題だと感じています。先日も書きましたが、「愛サポ」などの活用も考えられますが、お金もかかってしまいますし、、、
他の自治体では、ごみステーションの配置や集約の見直し、高齢者の負担軽減を意識した支援の仕組みづくり、分別や清掃方法を分かりやすく伝える掲示物の工夫など、「住民の善意や努力に頼り切らない仕組みづくり」に取り組む事例も見られます。負担を個人に押し付けるのではなく、地域全体で支え合う形を模索している点は、富岡市においても大いに参考になると考えています。
また、ごみの焼却や処理には多額の税金が投入されています。分別が進み、資源化が拡大すれば、処理費用の抑制につながり、その分の財源を焼却場の整備や、子育て支援・高齢者福祉、道路整備など、市民の皆さんの暮らしを直接支える分野へ振り向けることができます。「ごみを減らすこと」は、環境対策であると同時に、身近で現実的な財政政策の一つでもあります。
「これは何ごみだろう」と迷ったときには、「広報とみおか」や市のホームページに掲載されている分別ガイドを、ぜひ活用してみてください。一人ひとりがルールを守ることは、地域の美化につながるだけでなく、ご近所同士の良好な関係を保つことにもつながります。
美しい富岡の景観と、無理のない地域生活を次世代へ引き継いでいくために。
まずは、今日出すごみ袋の中から、一つでも多くの「資源」を見つけるところから始めてみませんか。
自身も、議員として、現場で伺った声を大切にしながら、他自治体の事例も研究し、富岡市の実情に合った、負担の少ないごみ処理・資源回収の仕組みづくりについて、今後も議会の場で提案してまいります。
富岡市議会議員 髙田 仁志 ブログ
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